写メ日記
PKの思い出
2022年12月7日 15:54 の投稿
PKを蹴ったことがある人ならわかると思うけど、あれはめっちゃ緊張するんです。
僕は小・中・高サッカー部だったので何度もあの緊張感を味わいました。
ボールを置いて相手キーパーと対面した瞬間、会場にいる選手や監督、保護者や応援しに来てくれてる人たちの視線を一気に集めることになります。
人前に出ることに慣れてない人は、その時点で膝ガクガクです。
その状況で正確にボールを蹴らなければなりません。
僕は中2のときに地区大会の決勝でPKを外したことがあります。
ゴールの隅っこを狙いすぎてボールがポストに弾かれてしまい、それによってチームは負けてしまいました。
キャプテンのくせにPKを外して優勝を逃したわけです。
あのときのショックはなかなか忘れられません。
ボールがポストに弾かれたときのパーンという音も覚えています。
試合後、僕は言葉を発すると今にも涙が溢れそうだったので、ひたすら黙っていました。
しかし僕はキャプテンとして選手全員を整列させて、応援してくれた保護者の方々にお礼を言わなければなりません。
必死に声を振り絞って「ありがとうございました!」と声に出した瞬間、涙が溢れてしまいました。
ワールドカップと言う大舞台で、PKを蹴るという重圧感は計り知れません。
日本代表にとって勝てば史上初のベスト8で、国民の期待を背負っています。
スタジアムでは数万人のサポーターが固唾を呑んで見つめています。
何十台ものカメラで、選手の表情は世界中に中継されています。
普通の人間はその状況で冷静になれるわけがありません。
PKのキッカーとして立候補した選手は本当に凄すぎます。
僕はサッカー選手ではありませんが、その姿勢とメンタリティから学べることはたくさんあると感じました。
写真は小6の私。
ウエストの位置が気合入ってます。